ローカルな京都が楽しめる!北野天満宮の天神さん
文化

●神社で買い物や食事を楽しむ!?
京都に神社が沢山あるのは、有名な話。でも、買い物や食事が楽しめる神社も沢山あるのは、知っていましたか?
毎月日にちを決めて、雑貨や食べ物を売る屋台が神社の境内に並ぶ「市(いち)」をひらく神社が、京都には40社以上もあります。
その中でも特に有名な「市」…北野天満宮の「天神市」を紹介します。
●おやつから調味料、手作り雑貨から骨董品まで!
「天神市」は「天神さん」という名前がつくくらい、人々から親しまれている市です。
神社の入り口である「鳥居」から、神様のいる「本社」までの長い道に、小さな屋台がぎっしりならびます。
「鯛焼き」や「たこ焼き」「お好み焼き」など、美味しいローカルフードがその場で調理され、熱々のものを食べられます。京都で有名な「一味唐辛子」などの調味料や、色々な京野菜の漬け物など、持ち帰って楽しめる食べ物もあります。
食べ物だけでなく、古い着物や、お皿、置物などの骨董品の店も多く、見応えがあります。最近は、可愛いマスコットやアクセサリーや鞄などを、手作りして出している店も沢山あります。
ゆっくり見ていると、2、3時間はすぐに経ってしまいます。
●北野天満宮は、沢山ある「○○天満宮」の本家
実は日本には「天満宮」と名のつく神社が三千社以上もあります。皆、菅原道真という、学問と天候の神様をまつっている神社です。その中でも「天神市」のある「北野天満宮」は、沢山ある天満宮の一番元になった神社です。
天神市は、菅原道真の誕生日と命日である25日に毎月行われます。
訪れた際は、買い物だけではなく、参拝もしてみてください。頭が良くなるかもしれません。
●梅の花も美しい
北野天満宮のマークは梅の花で、敷地の中には、沢山の梅の木が植えられています。その数約1500本。見頃は2〜3月で、その月の天神市は特に賑わいます。近くの和菓子屋や料理店でも、梅や梅の花にちなんだメニューが楽しめます。
買い物も食事も花見もできる天神市。
日本に来た際には、その時どこかの神社で「市」がやっているかどうかも、GrandPagesのトリップアドバイザーに訊いてみてくださいね。
北野天満宮
公式サイトhttp://kitanotenmangu.or.jp/
天神市は毎月25日(参拝は毎日)
午前9時より午後5時まで